9月24日、東京センチュリー株式会社は、株式会社みずほ銀行をアレンジャーとするシンジケーション方式での「サステナビリティ・リンク・ローン」を実行した。
サステナビリティ・リンク・ローンは、借り手の経営戦略に基づくサステナビリティ目標と連携したサステナビリティ・パフォーマンスターゲット(SPTs)を設定し、借入条件とSPTsのパフォーマンスを連携させることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動や成長を促進することを目指すものである。
同社は、新・第四次中期経営計画「Shaping the Next Decade」においてサステナビリティ経営のさらなる強化に取り組んでいる。本件のサステナビリティ目標は、太陽光発電事業や二国間クレジット制度を通じた低炭素社会および社会インフラ整備への貢献に加え、持続可能な資源利用へ対応するものである。また、DX推進による技術革新に対応した新事業創出に資するものであり、本件の融資実行を通じてサステナビリティ経営の高度化をさらに進めていくとしている。
シンジケーション方式でのサステナビリティ・リンク・ローンを活用した資金調達は、リース会社として初である。