環境省、グリーンファイナンスガイドライン2026年版を公表

8月7日、環境省は「グリーンボンド及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2026年版」と「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2026年版」を策定し、公表した。国内のグリーンファイナンス市場を健全かつ適切に拡大する観点から、国際原則の改訂や国内市場の状況を反映した。
今回の改訂は大きく2点。1点目は、国際原則の改訂内容の反映である。国際資本市場協会(ICMA)が2025年6月に改訂したグリーンボンド原則と、ローン・マーケット・アソシエーション(LMA)等が同年3月に改訂したグリーンローン原則およびサステナビリティ・リンク・ローン原則の内容を取り入れた。
2点目は、市場の現状を踏まえた国内向け解説の修正だ。パブリックコメントや「グリーンファイナンスに関する検討会」での議論、市場の状況を踏まえ、各金融商品について解説を一部追加・修正した。グリーンボンドガイドラインでは、グリーンイネーブリングプロジェクトに関する解説を追加。サステナビリティ・リンク・ローンガイドラインでは、KPIとサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)の設定に関する解説に、ICMAのガイドブック等を引用した文言を追加した。
環境省は2017年にグリーンボンドガイドラインを策定し、その後、対象金融商品の追加や国際原則の改訂に合わせて見直しを進めてきた。2024年11月の改定では、国際原則を反映する部分と国内の実情に合わせた解説部分を整理。今回の改訂に先立ち、2026年4月27日から5月29日まで改訂案へのパブリックコメントを実施した。
原文:「グリーンボンドガイドライン及びサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2026年版」、「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2026年版」の公表について
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