DHL、SBTi新基準に対応 「Book & Claim」で物流脱炭素とScope3削減を後押し

7月24日、DHLグループは、Science Based Targets initiative(SBTi)が2026年6月に公表した「Corporate Net-Zero Standard Version 2.0」を受け、自社の輸送脱炭素化の取り組みが新基準の方向性と一致しているとの見解を示した。

新基準では、「Book & Claim」が、直接的な排出削減が困難な場合に、適切な管理体制の下で輸送由来の温室効果ガス(GHG)排出削減や企業の気候目標達成に貢献する仕組みとして位置付けられた。

DHLは物流業界における先駆的な取り組みとして、「GoGreen Plus」を通じてBook & Claimを活用してきた。同サービスは、DHLの物流ネットワークで使用した低炭素燃料の環境価値を、同ネットワークを利用する顧客へ配分する仕組みであり、共有輸送ネットワークにおけるScope 3輸送排出量の削減を支援する。持続可能な燃料の導入拡大に伴う実務面・経済面の課題の軽減にもつながるとしている。

同社のトビアス・マイヤーCEOは、代替燃料とGoGreen Plusを通じて、多様な業界・地域の数千社の顧客の輸送由来排出量削減を支援してきたと説明した。その上で、業界基準や枠組みの進展は、世界の物流分野における低排出化への移行を加速する重要な一歩になるとの認識を示した。

原文:New SBTi standard reinforces DHL Group’s approach to transport decarbonization


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