Appier、TCFD提言に基づく情報開示を開始 気候リスク評価とGHG排出量を公表

7月24日、Appier Groupは、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づく情報開示を実施し、「ガバナンス」「リスク管理」「戦略と行動」「指標と目標」の4項目で構成するTCFDレポートを公表した。

同社は2021年に「ESGコミュニケーション戦略」を策定し、2022年からTCFDに基づく気候関連財務情報の開示を開始した。2025年度もTCFD提言への支持を継続し、専門コンサルタントと連携して気候関連の移行リスク、物理的リスク、機会を評価したほか、取締役会がレポート内容を確認した。

リスク管理では、同業他社のESG情報を参考にしたベンチマーク、社内評価、重要項目の特定という3段階のプロセスを採用した。主要なリスクとして、温室効果ガス排出への価格付け、原材料コスト上昇、ステークホルダーからの懸念増加、異常気象の深刻化、平均気温の上昇を挙げる一方、持続可能な製品・サービスの開発、情報開示の充実による信頼性向上、ハイブリッドワークの推進を事業機会と位置付けた。

2025年度の温室効果ガス排出量は、スコープ1~3合計で4,060.7トンとなった。排出源の内訳は物品・サービスの購入が81.7%、電力調達が12.8%で、物品・サービスの購入増加はクラウドデータセンター利用量の増加によるものとしている。現時点ではスコープ2排出量の削減に重点を置き、今後も排出量の把握や環境影響分析手法の改善、情報開示を継続する方針である。

原文:TCFD提言に基づく情報開示に関するお知らせ Appier Group 株式会社 2025 TCFD レポート


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