川崎汽船は9月6日、脱炭素への推進に向け、トランジション・リンク・ファイナンス・フレームワークを策定し、2021年9月末にトランジション・リンク・ローン(TLL)による調達を行うと発表した。川崎汽船のTLLによる資金調達は、今年3月にみずほ銀行と三井住友信託銀行が実行した国内初のTLL以来の調達案件となる。
本TLLは経済産業省の「令和3年度クライメート・トランジション・ファイナンスモデル事
業」への申請が行われ、モデル事例として選定されている。
今回の調達はみずほ銀行がアレンジャーを務めるが、借入額や調達期間は未定。
【参照ページ】トランジション・リンク・ファイナンス・フレームワーク策定とトランジション・リンク・ローン組成予定のお知らせ