Schneider Electric、One Click LCAと提携し5万点超の環境製品宣言を公開

4月1日、エネルギーおよび自動化のデジタルソリューションプロバイダーであるSchneider Electricは、AI搭載のサステナビリティプラットフォームを展開するOne Click LCA社と提携し、自社の電気製品5万点以上に関するタイプIII環境製品宣言(EPD)を同社のプラットフォーム上で公開した。
建築、エンジニアリング、建設(AEC)業界では、機械・電気・配管(MEP)部材の環境データが不十分であったことが、建設プロジェクトの埋込炭素評価の障壁となっていた。今回の提携により、これまでアクセスが困難だった製品の環境影響情報が共有され、AEC専門家が持続可能な設計判断を行いやすくなると期待されている。
Schneider Electricの製品EPDがOne Click LCAのプラットフォーム上で広く利用可能となったことで、建築家、設計者、エンジニア、サステナビリティ専門家は、電化製品のライフサイクル評価に環境影響を組み込み、MEP由来の炭素排出削減に取り組むことができる。
(原文)Schneider Electric Advances Customer Decarbonization Efforts with One Click LCA Partnership