スタンダードチャータード銀行、新たなESG連動型キャッシュアカウントを発表

8月12日、スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered)は、新たなESG連動型キャッシュアカウントを発表した。「この新サービスは、企業顧客がESG関連の目標を達成することで報酬を受け取る仕組みを提供している。まず香港市場で導入され、その後他の市場にも展開予定だ。

このESG連動型キャッシュアカウントは、顧客のESGパフォーマンスに応じてキャッシュアカウントのクレジット残高金利や手数料の価格設定を連動させるものである。選定された主要業績指標は、顧客のビジネスに関連し、外部ベンチマーク、競合、過去のパフォーマンスと比較して野心的なものである必要がある。

この新サービスは、スタンダードチャータード銀行の既存のトランザクション・バンキング・ソリューション、例えばサステナブルアカウントやサステナブル貿易金融提案などを基盤にしており、顧客が日常の流動性を確保しつつ、余剰資金を国連の持続可能な開発目標に貢献する活動に使用できるようにするものだ。

【参照ページ】
(原文)Standard Chartered launches ESG-linked Cash Account

関連記事

“ツールーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    2024-10-16

    コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    コーポレートガバナンスとは、企業が持続可能な成長を遂げるための管理体制や仕組みを指す。透明で公正な…
  2. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…
  3. 環境省

    2024-10-15

    環境省、「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の基本的考え方」を発表

    9月26日、環境省は「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の活用に関する基本的な考え方」を…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る