7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ESRS開示サービスの利用を開始した。
このサービスは、GRIスタンダードを利用してESG報告を行う利用者に対して、既存の報告について詳細なフィードバックを与えることで、その報告がESRS(欧州サステナビリティ報告基準)にどのように整合しているかを知らせるサービスである。ESRSは、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)にて示されている開示基準。
同サービスは最新のESRS-GRIデータ・ポイント・マッピングとGRI-ESRS相互運用性インデンクスに基づき、GRI-ESRS開示の連結に関する包括的な概要を提供するとともに、既存のデータ・ポイントの使用方法や適応方法に関する実践的なフィードバックを提供する。また、利用者には、ESRSの必須構成に沿った報告書への再構築のための提案も提供される。
【参照ページ】
(原文)GRI-ESRS Linkage Service
(日本語参考訳)GRI-ESRS 連携サービス