UBSとロックフェラーAM、ブルーエコノミー特化型のファンド設立

5月29日、UBSグローバル・ウェルス・マネジメント(GWM)とロックフェラー・アセット・マネジメントは、UBSロックフェラー・オーシャン・エンゲージメント・ファンドの立ち上げを発表した。新ファンドは、ブルーエコノミーを重点に置いた、アクティブ運用の株式ファンドである。

新ファンドは、中小型株とバリュー株に重点を置き、約50銘柄をポートフォリオに組み入れる。その目的は、一貫した投資と株主エンゲージメント・プロセスを通じて海洋の健全化に良い影響を与えるとともに、主に公開株式と株式型証券に投資し、テーマ戦略を追求することにより、長期的な実質リターンを追求することである。

新ファンドでは、ロックフェラーがポートフォリオ・マネージャーを務めるとともに、科学・政策アドバイザーであり世界中の海洋環境の保全に取り組むNPOであるオーシャン・ファウンデーションと協力し、海洋と気候の繋がりに関連する傾向を特定する専門知識を提供する。

【参照ページ】
(原文)UBS launches ocean engagement fund in collaboration with Rockefeller Asset Management
(日本語参考訳)UBS、ロックフェラー・アセット・マネジメントと協力して海洋エンゲージメント・ファンドを立ち上げる

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る