バイデン大統領、2030年にゼロエミッション車の販売台数を50%にする目標を掲げる

Biden

8月5日、バイデン大統領は長期的な燃費・排出ガス基準の策定開始を義務付ける大統領令に署名し、2030年までに米国の新車販売台数の半分をバッテリー式電気自動車、プラグインハイブリッド式電気自動車、燃料電池式電気自動車を含むゼロエミッション車にするという新たな目標を設定する見込みだ。

ホワイトハウスの声明によると、この新規則は、大統領が最近発表した「2030年に経済全体の温室効果ガス(GHG)排出量を50-52%削減する」という目標を含む、政権の気候目標を促進するのに役立つとしている。バイデンは、就任初日に米国のパリ協定への復帰を発表したのを皮切りに、クリーンエネルギーや持続可能なインフラへの数十億ドル規模の投資計画を導入するなど、気候変動対策を政権の重要な課題としている。


以降のコンテンツは無料会員登録を行うと閲覧可能になります。無料会員登録を行う

すでに登録済みの方はログイン画面へ

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    2024-4-25

    アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    4月17日、アップルは、バリューチェーンの脱炭素化という目標に向けて大きく前進していることを発表し…
  2. 2024-4-24

    ダウとP&G、プラスチック・リサイクル技術の共同開発契約を締結

    3月25日、 米国の化学世界大手であるダウと消費財業界大手のP&Gは、プラスチック・リサ…
  3. 2024-4-24

    住商グループとパートナー企業、太陽光発電パネルの再利用・リサイクル実証実験に着手

    3月28日、住友商事、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLみらいパートナーズ…

アーカイブ

ページ上部へ戻る