BNPパリバ、冶金用石炭採掘への融資を終了

BNPパリバ、冶金用石炭採掘への融資を終了

11月23日、BNPパリバは、冶金用石炭採掘プロジェクトに対する融資を停止すると発表した。

Transition Pathway Initiativeによると、冶金用石炭は鉄鋼製造の主要原料であり、製鉄プロセスで使用される高炉に電力を供給し、業界のカーボンフットプリントの大部分を占めている。

BNPパリバは、鉱業セクターの方針更新の一環として、本誓約に加え、一般炭の採掘プロジェクトや一般炭専用のインフラ・プロジェクトには、いかなる金融商品やサービスも提供しないというコミットメントを発表した。

また、2030年までに、石油の採掘と生産に対する融資を80%以上、ガスの採掘と生産に対する融資を30%以上削減し、その日までにエネルギー融資活動の80%を低炭素エネルギーの生産に移行することを約束した。

【参照ページ】
(参考記事)BNP Paribas shuts out mining clients tied to metallurgical coal

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-2

    環境NGO、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力に気候変動株主提案を再提出

    4月15日、環境NGOの3団体は、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力の4社に対し、気候変動株…
  2. MUFG

    2024-4-30

    MUFG、サステナブルファイナンス目標を100兆円に引き上げ

    4月1日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、サステナブルファイナンスの実行額目標を…
  3. 2024-4-30

    経産省とJPX、SX銘柄2024として15社を選定

    4月23日、経済産業省と東京証券取引所(JPX)はサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX…
ページ上部へ戻る