11月1日、国際的なボランタリーカーボンクレジット基準策定ガバナンス機関ICVCMは、コア・カーボン原則(CCP)評価フレームワークに照らした、カーボンクレジット発行プログラムとクレジットカテゴリーの評価を開始した。
審査が完了すれば、CCP適格とみなされたプログラムは、CCPが承認したクレジットカテゴリーからCCPラベル付きクレジットを発行できるようになる。
CCPラベルは、活力あるグリーン経済の成長を支援するため、グローバル・サウス(南半球)の国々への資金の流れを加速させることを目的としている。
ICVCMは、カーボンクレジットのカテゴリーを評価するプロセスの一環として、組織内外の専門家で構成されるカテゴリーワーキンググループを設置した。同時に、迅速な評価が困難だったカテゴリーについて検討するマルチステークホルダーワーキンググループ(MSWG)も設立された。
ICVCMは今回、申請を発表した最初の主要プログラムがゴールド・スタンダードであったことを明らかにした。審査結果は、「プログラム承認」「条件付きプログラム承認(2か月以内に是正措置完了」「プログラム却下」の3段階で判定される。
【参照ページ】
(原文)Core Carbon Principles assessments and Working Groups now underway
(日本語参考訳)ICVCM、コア・カーボン原則の評価と作業部会を開始