9月25日、ヤフーは公正取引委員会より、「ニュースコンテンツ配信分野に関する実態調査報告書」が公表されたことを受け、今後の方針を発表した。
Yahoo!ニュースは、今般の報告書も踏まえながら、より一層取り組みを充実・強化していく。現時点においては以下の取り組みを検討しており、今後、これらを具体化した上で順次実行に移すととともに、パートナーの意見と向き合いながら、今後とも必要に応じて継続的な改善を図る。
<パートナーとのさらなる健全な関係の構築>
・パートナーコンテンツの実績など必要なデータの充実と開示
・契約内容についての丁寧な説明と実績に応じた見直し
・サービスUIや各種ガイドラインの変更等に関する事前の説明
・お問い合わせ窓口の充実と丁寧な問い合わせ対応
・より一層の透明性の向上
近年、SNSの普及などのユーザーのニュース閲覧形態の多様化などもあり、ニュースメディア・ニュースプラットフォームの双方を取り巻く市場環境は大きく変化しつつある。Yahoo!ニュースは、健全な言論空間としてユーザーに支持され、継続的に成長していくため、今後も時機を逸しないようさまざまな改善を図っていく一方で、サービスの変化によるパートナーへの影響を慎重に見極め、適切な説明や配慮を行っていくことが必要だと認識していると述べる。