9月26日、ビジネス・サステナビリティ・レーティング・プロバイダーであるEcoVadisは、企業が製品レベルの温室効果ガス(GHG)排出量をより正確に追跡するための、カーボン・アクション・モジュール・ソリューションの新機能である「EcoVadisプロダクト・カーボン・フットプリント(PCF)データ・エクスチェンジ」の開始を発表した。
EcoVadisによると、新機能は、企業の炭素削減戦略における主要な障壁の一つである、サプライチェーン全体で購入された製品やサービスの排出量報告を可能にする。サプライヤーが全体的なカーボンフットプリントについて報告する際、購入者がそれらの排出量のうち購入に起因する部分を判断するための正確なデータが不足していた。
本ソリューションは、Partnership for Carbon Transparency(PACT)の標準ベース「Pathfinderフレームワーク」を使用しており、EcoVadisのサプライヤー・ネットワーク(カーボン・アクションに取り組んでいる4万社を含む)全体で製品のカーボンフットプリントを追跡することができるという。
EcoVadisによると、本ソリューションを使用することで、企業はサプライヤーに製品のカーボンフットプリント・データを要求・収集し、EcoVadisの専用コースでサプライヤーのPCF能力構築を支援することが可能となる。
【参照ページ】
(原文)EcoVadis Unveils Product Carbon Footprint Data Exchange to Transform Collaborative Decarbonization Efforts Across the Value Chain
(日本語参考訳)EcoVadis、製品の炭素排出量追跡ソリューションを発表