各国首脳、「インド・中東・欧州経済回廊」開発で協力

9月9日、米国、インド、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、フランス、ドイツ、イタリア、欧州連合(EU)の首脳は、グローバル・インフラと投資のパートナーシップに関するG20首脳会議にて、新たなインド・中東・欧州経済回廊の開発に向けて協力することを発表した。2つの大陸間の接続性と経済統合の強化を通じて経済発展を刺激し、持続可能で包括的な経済成長を実現させる。

インド・中東・欧州経済回廊を通じて、欧州、中東、アジアを結ぶ港を経由して結ばれた鉄道による接続性を向上させる。両大陸を商業ハブで結ぶことでクリーン・エネルギーの開発と輸出を促進するとともに、海底ケーブルの敷設でエネルギー・グリッドと通信回線を結び、電力へのアクセスの拡大も見込む。回廊全体では、既存の貿易と製造を促進し、食料安全保障とサプライチェーンを強化することを想定している。

【参照ページ】
(原文)FACT SHEET: World Leaders Launch a Landmark India-Middle East-Europe Economic Corridor
(日本語参考訳)各国首脳、「インド・中東・欧州経済回廊」開発で協力

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