Galvanize、脱炭素ソリューション・ベンチャー・ファンドに約1,479億円超を調達

Galvanize、脱炭素ソリューション・ベンチャー・ファンドに約1,479億円超を調達

9月14日、気候変動に特化した投資会社Galvanize Climate Solutionsは、同社初のベンチャー&グロース・エクイティ・ファンドであるInnovation + Expansion Fundの最終クローズを10億ドル(約1,479億円)超で発表した。

Galvanizeは、ヘッジファンドの億万長者で元大統領候補のトム・スタイヤー氏とホール・キャピタル・パートナーズ創業者のケイティ・ホール氏により、緊急の気候変動解決策を生み出し、拡大するために必要な資本、専門知識、パートナーシップを提供するミッション主導型の投資プラットフォームとして昨年立ち上げられた。

イノベーション+エクスパンション・ファンドは、初期から成長段階の気候変動に関連する企業に投資し、資本と学際的なリソースを提供して、商業規模への加速を支援する。本ファンドの投資手法は、気候変動移行期に大きく成長すると予想される最終市場でリーダーシップを発揮する明確なルートを持つ企業、Galvanizeのリソースと関係を通じて実質的な価値創造が可能な企業、差別化された技術、ネットワーク効果、規模の経済性によって魅力的なリターンを可能にするビジネスモデルを持つ企業を対象としている。

現在までに本ファンドは、電力、運輸、工業、建築、農業、炭素除去などの分野で11社に投資している。

【参照ページ】
(原文)Galvanize Climate Solutions Closes Over $1 Billion for First Venture and Growth Equity Fund
(日本語参考訳)Galvanize Climate Solutions、初のベンチャー・成長株ファンドで10億ドル超を調達

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-10-28

    【PR】11/20 オフライン特別イベント 『SSBJ基準対応に向けたギャップ分析と改善アプローチを徹底解剖』

    「ESG Journal Cafe」は、「ESG Journal Japan」が主催する会…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を

    2024-11-5

    SSBJ公開草案:気候変動開示の準備状況を確認!簡易チェックで早期対応を

    SSBJ公開草案が2024年3月に公開され、2025年3月に最終化される予定であり、2025年4月…
  2. 2024-11-5

    EU、排出権取引収益48億ユーロを活用しネットゼロ実現へ

    10月23日、欧州委員会は、EUの気候目標達成を推進するため、48億ユーロを85のネット・ゼロプロ…
  3. カーボンクレジットはスコープ3の削減に有効か?VCMI「Scope3 Flexibility Claim」を読み解く

    2024-10-30

    カーボンクレジットはスコープ3の削減に有効か?VCMI「Scope3 Flexibility Claim」を読み解く

    企業がネットゼロを実現するためには、自社だけでなくサプライチェーン全体を通じたスコープ3排出量の把…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る