ØrstedとWWF、ネイチャーポジティブ実現に向けデンマーク領北海で海洋再生プロジェクトに着手
6月20日、デンマーク電力大手Ørstedと世界自然保護基金(WWF)は、洋上風力発電でのネイチャーポジティブ実現に向け、「BioReef」を展開すると発表した。本プロジェクトは、健全な海洋生態系を維持するために、デンマーク北海の野生海域で、かつて一般的であったヨーロッパヒラガキやウマヅラガイの生物礁の回復促進を目的としている。ØrstedとWWFは、デンマーク工科大学水生資源研究所(DTU Aqua)と緊密に協力していく。
デンマーク北部にあるDTU Aquaの大規模孵化場と初期生育のための実験用保育所は、本プロジェクトにおけるヨーロッパヒラガキとウマヅラガイの生産と展開の中心的役割を担っている。この孵化場での研究は、同様の海洋再生活動の種を生産するために、他の場所でも実施可能なプロトコルにつながる。
【参照ページ】
(原文)Ørsted and WWF embark on marine restoration project in the Danish North Sea to contribute to ocean biodiversity
(日本語訳)ØrstedとWWF、ネイチャーポジティブ実現に向けデンマーク領北海で海洋再生プロジェクトに着手