7月15日、EUの7つのNGOがEU委員会に対し、新しい森林破壊法に皮革を森林リスクのある重要な商品として含めるよう要請した。
ブラジルのアマゾンでは、森林破壊の最大の原因が牛の放牧であり、肉のほとんどが国内消費用に生産されている一方で、皮革の80%近くが輸出されている。このためNGO7団体は、輸入国が牛の放牧貿易に影響を与え、森林破壊のない持続可能な貿易を実現する責任があると主張している。
皮革の輸入額は、ココア、大豆、牛肉、パーム油など、EUに輸入される他の森林リスクのある商品の輸入額を上回っており、輸入される皮革は、これらの他の商品よりも森林リスクが高いとしている。