CBRE、不動産サステナビリティ・プラットフォーム「Deepki」に出資、展開へ

5月10日、商業不動産サービスおよび投資会社のCBREグループは、同社の不動産管理グループと不動産サステナビリティ・データソリューション・プロバイダーのDeepkiとの間で、家主に特化した不動産サステナビリティ・データインテリジェンスのプラットフォームDeepki Readyをグローバルに展開する計画などのグローバル戦略パートナーシップを発表した。

2014年に設立されたDeepkiは、不動産プレーヤーのエネルギー、水、廃棄物の消費データ収集、データインテリジェンスを利用した資産の環境パフォーマンス改善、ネット・ゼロ取り組みのサポート・結果測定を可能とするプラットフォームを提供する。Deepki Readyには、自動データ収集、ダッシュボード、ESGスコアとサイト評価、パフォーマンスモニタリングとベンチマーキング、長期計画とレポート作成のためのモジュールが含まれている。

また、CBREは、Deepkiに戦略的少数株式投資を行うことも発表した。

本提携により、Deepkiは欧州大陸のCBRE管理物件に展開され、米州および太平洋地域でも展開される予定。CBREは、すでに英国で2年以上にわたってDeepkiを使用している。

また、両社は独占再販契約を締結しており、CBREは米州およびアジア太平洋地域の不動産管理顧客に対してDeepki Readyを提供することができる。

【参照ページ】
(原文)CBRE Property Management Forges Strategic Partnership with Deepki to Help Property Owners Worldwide Meet Sustainability Goals
(日本語訳)CBRE、不動産サステナビリティ・プラットフォーム「Deepki」に出資、展開へ

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