3月14日、ファッション小売業のH&M U.S.は、中古衣料を扱う新しいブランドショップ「H&M Pre-Loved」を立ち上げ、同社が米国で初めて再販ビジネスモデルを確立したことを発表した。
本ジョイントベンチャーの立ち上げは、2013年にファッション企業として初めてグローバルな衣料品回収イニシアティブを確立し、投資部門であるH&M CO:LABを通じて繊維リサイクルを可能にする技術を開発する企業に投資するなど、H&Mグループがファッション循環性の向上に向けた一連の取り組みを行ってきたことを受けたものである。
先月、H&Mグループと廃棄物管理・リサイクル企業のRemondisは、ヨーロッパで使用済み・不要の衣服や繊維製品を回収・分別し、再販・リサイクルを可能にするインフラとソリューションの開発を目的としたジョイントベンチャー「Looper」を立ち上げた。
H&M Pre-Lovedの立ち上げを発表した声明の中で、同社は新ショップが “自社と顧客のために循環型ビジネスモデルを確立するというサステナビリティのミッション “を継続するものであると述べる。
再販型サービス(RaaS)」プラットフォームのthredUPを活用し、新しいオンラインショップ(hm.thredup.com)では、&Denim、Sport、Ladies、Divided、KidsなどH&Mコンセプトに沿った小さなショップと、過去のコラボレーションやゲストデザイナーのラインを集めた「コラボ」ショップで構成されている。
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(参考記事)H&M U.S. LAUNCHES “H&M PRE-LOVED” POWERED BY THREDUP