2月28日、民間市場のESGに特化したテクノロジー・プラットフォームであるNovataは、ESGデータ管理プラットフォームの商業的立ち上げから1年未満で、シリーズB資金調達ラウンドで3000万ドル(約40億円)を調達したことを発表した。
Novataは、S&Pグローバル、Ford財団、資産運用会社Hamilton Lane、社会変革に特化した投資会社Omidyar Networkを含むコンソーシアムが2021年に設立し、複数の大手プライベートエクイティ企業や年金基金が支援・助言する公益法人で、プライベート市場の投資家にESG測定、データ収集、ベンチマークに関するソリューションを提供し、ESGデータに関する報告を可能にすることを目的とした会社である。
2022年4月の商業開始以来、Novataのプラットフォームは強い需要があり、すでに3500社以上の民間企業がプラットフォームの利用を契約している。Novataは2022年11月にプラットフォームの機能を拡張し、ユーザーがESGデータを業界平均と比較し、改善の機会を特定できるようにするベンチマーク・ツールを追加した。
本資金調達ラウンドは Hamilton Lane が主導し、他の既存投資家であるフォード財団、S&P グローバル、そしてNovataの創業者たちが参加した。Novataはまた、マイクロソフトが気候変動基金を通じて今回の資金調達ラウンドの投資家コンソーシアムに参加したことを発表した。
【参照ページ】
(原文)Novata Closes Series B Funding Round With $30 Million Raised