EU理事会と欧州議会、バッテリー指令の改正案で政治的合意

12月9日、欧州議会と理事会は、EU市場に投入されるすべての電池をより持続可能で、循環的で、安全なものにすることを目指し、欧州委員会が提案していたバッテリー指令の改正案について、政治的合意に達した。

この新規則は、2006年以降、既存の電池指令に取って代わるものである。また、発効後は、カーボンフットプリント、リサイクル材料、性能・耐久性に関する持続可能性要件が、2024年以降、段階的に導入される予定である。2025年半ばには、拡大生産者責任に関するより包括的な規制の枠組みが適用され、より高い回収目標が段階的に導入される予定である。

携帯用電池については、2027年に63%、2030年に73%、小型輸送機器用電池については、2028年に51%、2031年に61%が目標値となる予定である。回収された電池はすべてリサイクルされなければならず、特に銅、コバルト、リチウム、ニッケル、鉛などの有価物について高い回収率を達成する必要がある。

【参照ページ】
(原文)Green Deal: EU agrees new law on more sustainable and circular batteries to support EU’s energy transition and competitive industry

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