ESGデータ&レポーティングプラットフォームFigBytes、約19.4億円の資金を調達

ESGデータ&レポーティングプラットフォームFigBytesが約19.4億円の資金を調達

11月30日、ESGデータおよび報告プラットフォームのプロバイダーであるFigbytesは、既存の投資家であるQuantum Innovation Fundからの1000万ドル(約13.4億円)の資金調達と、Silicon Valley Bankからの450万ドル(約6億円)の債務枠を含む1450万ドル(約19.4億円)の資金調達を確保したことを発表した。

オタワに拠点を置くFigBytesは、ESGインサイトプラットフォームを通じて、組織がESG目標を計画、追跡、報告できるよう支援する。このSaaSベースのプラットフォームは、炭素会計、ウォーター・スチュワードシップ、フィランソロピー、多様性、公平性、包括性などのソリューションを通じて、企業がESG目標を簡単かつコスト効率よく管理、追跡、報告することを可能にする。

FigBytes の顧客には、アカマイ、サーベラス、フォードモーター、ハーバライフ、ミネソタ州、および豊田通商が含まれている。

FigBytesによると、今回の資金調達は、同社の成長を支援し、北米、欧州、インドにおける営業・マーケティング、カスタマーサクセス、製品開発活動を拡大するために使用される予定である。同社は、2022年度の年間経常収益が200%増加したと発表している。

【参照ページ】
(原文)FigBytes raises US$14.5M in fresh capital as software firm finds its groove amid growing ESG trend
(日本語訳)ESGデータ&レポーティングプラットフォームFigBytes、約19.4億円の資金を調達

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る