11月22日、エネルギー管理およびスマートグリッドソリューションのプロバイダーであるSwell Energyは、同社の仮想発電所プログラム(VPP)を600MWhに拡大し、エネルギーコストの上昇、停電、グリッド汚染に対処するための支援を目的として、1億2,000万ドル(170億円)を調達したと発表した。
SwellのVPPは、米国内の家庭や企業に設置され、電力会社、顧客、サードパーティサービスプロバイダーを結び付ける。そして、同社のGridAmpソフトウェアプラットフォームを通じて分散型エネルギー資源を集約・最適化し、太陽光発電バッテリーの凝集ネットワークを提供して、系統全体の信頼性と安定性をサポートするとともに、系統運用コストを削減する。
本プログラムは、電力会社の化石燃料への依存を減らし、よりクリーンなエネルギーの提供を支援する。また、家庭や企業が太陽光発電や蓄電に支払う費用を抑え、停電時にも電力を確保することを可能にする。
【参照ページ】
(原文)Swell Energy Raises $120 Million to Bring Total Solar and Battery Virtual Power Plants to 600 MWh
(日本語訳)Swell Energy、仮想発電所プログラムの構築に向けて約170億円を調達