10月3日、世界的な食品・飲料メーカーであるNestléは、英国で展開する2つの菓子ブランドについて、より持続可能な包装に移行する取り組みを発表した。クオリティ・ストリートでは、ツイスト包装の菓子をリサイクル可能な紙製包装に、キットカットでは80%再生プラスチック製の包装を導入する。
本取り組みにより、Nestléのサプライチェーンから30億個以上の包装材が削減される見込みである。
新しいキットカットの包装材は、英国・アイルランドの主要な菓子ブランドの中で最も高い割合で食品用リサイクルプラスチックが使用されている。本包装紙は、英国内の店舗やアイルランドの家庭用リサイクルで再利用することができる。
クオリティ・ストリートは、箔とセルロースの二重包装からリサイクル可能なFSC認証紙包装に移行し、スマーティに続くネスレ2番目の紙包装ブランドとなる。移行は今後数カ月かけて行われる予定である。なお、2つのフレーバーについては、すでにリサイクル可能な現在の包装のままとなる。
Nestléは、2025年までに100%リサイクルまたは再利用可能な包装を実現することを約束している。
【参照ページ】
(原文)Quality Street announces move to recyclable paper wrappers
(日本語訳)Nestlé、「キットカット」「クオリティストリート」ブランドをリサイクル可能なパッケージに移行