9月8日、三井化学株式会社と日本製紙株式会社は木質バイオマス素材である「セルロースパウダー」を高配合した新規バイオコンポジットの開発について連携を開始したと発表した。
新規バイオコンポジットとは、木質バイオマス素材である「セルロースパウダー」を主原料都市、樹脂と同様の成形性を付与した複合素材だ。バージンプラスチックの代替品としての可能性を追求する。バイオ素材への転換はサーキュラーエコノミー化の一つである。
今後、日用品、容器、建材、家電製品、自動車部材など、幅広い分野への展開を目指し、製品開発と早期の市場投入を計画しているという。そして、両社は、長年に渡り培った高度な原材料製造・開発技術を用い、両社の安定した材料供給体制を活用し、品質・供給の両面から工業的に安定性の高い新規バイオコンポジットの供給を目指すという。
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(原文)日本製紙と三井化学、バイオコンポジットの開発について連携開始