英国政府、エネルギー集約型産業へのさらなる救済を検討

8月12日、英国政府は、特定の環境・政策コストに対する免除のレベルを、コストの85%から100%に引き上げるオプションについて協議していると発表した。製鉄所や製紙所のような電力使用量の多い企業は、電力コストを補助する新しい提案により、さらに軽減される可能性があるという。これは、英国の産業用電気料金が欧州を含む他国よりも高いことを反映している。

本提案は、英国の産業中心地で6万人の雇用を支えている約300の企業を助けることになる。主要産業の事業コストを削減する方法を検討することは、英国における競争力のあるビジネス環境を維持し、国内の数千の雇用の保護につながる。

政府は2013年以降、エネルギー集約型産業の企業に対し、20億ポンド(約3,200億円)以上の電力料金の支援を行ってきた。本協議の開始は、これとは別の類似のエネルギー集約型産業補償制度がさらに3年間延長され、予算が2倍以上に増加したことを受けたものである。

【参照ページ】
(原文)Government to consider further relief for energy intensive industries
(日本語訳)英国政府、エネルギー集約型産業へのさらなる救済を検討

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る