TotalEnergies、Le Mans24時間レースの全車両に100%再生可能な燃料を供給

TotalEnergies、Le Mans24時間レースの全車両に100%再生可能な燃料を供給

6月10日、TotalEnergies(トタルエナジーズ)は、100%再生可能な燃料で各車が走行する史上初のモータースポーツ耐久レース「Le Mans(ル・マン)24時間レース」への燃料供給を発表した。

レース車両は、トタルエナジーズが最近発表した燃料「エクセリウム・レーシング100」を使用する。このゼロオイル燃料は、ワイン産業から出るワイン粕やブドウかすなどの農業廃棄物を原料として製造され、フランスのリヨン近郊にあるトタルエナジーズのフェイザン製油所で製造されるエタノールの副産物であるETBEとブレンドされたものである。トタルエナジーズによると、Excellium 100はライフサイクル全体で65%以上のCO2排出量削減を実現するとのことだ。

トタルエナジーズはまた、今年のル・マンで、ロード・トゥ・ル・マンのサポートレースに参加する新しい水素プロトタイプを供給するために、移動式水素充填ステーションを配備する計画についても概説した。

【参照ページ】
(原文)All 24 Hours of Le Mans Race Cars to Use 100% Renewable Fuel Produced by TotalEnergies
(日本語訳)ル・マン24時間レースの全車両にトータルエナジー社が製造する再生可能エネルギー100%の燃料を使用することに決定

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