6月5日、鉱業会社Teck Resourcesは、2030年までに自然共生企業になるという新たなコミットメントの一環として、鉱業活動によって影響を受けた1ヘクタールごとに、少なくとも3ヘクタールの土地を保護または修復する計画を発表した。
同社は新たなコミットメントとして、自然を尊重した意思決定・生物多様性への影響評価・計画による影響の最小化の3つの重点分野で直ちに行動を起こすと表明している。発表した新プロジェクトには、同社の鉱山跡地の40%以上に相当する14000ヘクタールに及ぶものが含まれている。
新たな取り組みには、ユニークで価値の高いチリの湿地生態系5,800ヘクタールの保護や、カナダ自然保護協会(NCC)へ1,200万ドルの資金提供を含む。また、BC州流域の購入と管理のためにNCCへ200万ドルの寄付を行う。さらに、「先住民スチュワードシップ基金」の創設に1千万ドル(約13億円)を拠出し、先住民コミュニティとスチュワードシップ・イニシアティブ開発のパートナーを支援する。
【参照ページ】
(原文)Target of conserving or rehabilitating at least three hectares for every hectare disturbed
(日本語訳)Teck、2030年までに “Nature Positive “に