5月30日、ブラジルに本拠を置く航空宇宙企業Embraerは、2025年の目標を1年前倒しで2024年までにブラジル国内で100%再生可能エネルギーによる電力調達を可能にする新たな購入契約を締結したとを発表した。
Embraer のブラジル事業は、同社の全世界における電力消費量17万MWhの約3分の2を占めている。 Embraerは、再生可能エネルギー証書(REC)の取得を通じて、太陽光や風力から購入するすべての電力で、同国におけるスコープ2排出量ゼロを達成する。
2025年目標は、同社が昨年発表した一連のESG目標およびイニシアチブの一環である。2040年までにカーボンニュートラル到達、2030年までにグローバル運航に再生可能エネルギーを100%使用、さらに持続可能航空燃料(SAF)の採用拡大、電気、ハイブリッド、SAF、水素推進などの低炭素技術・製品の開発などの公約も掲げている。
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(原文)Embraer brings ESG target forward with 100% renewable electricity purchase