Sustain.Life、中小企業向け排出量データ・報告プラットフォームの構築に向け1,600万ドルを調達
5月16日、中小企業に特化したソフトウェアプラットフォームSustain.Lifeは、排出量データと報告ソリューションの構築とユーザーベースの拡大を目的として、1600万ドルのシード資金の調達を発表した。
Sustain.Lifeは、WalmartやJet.comの元幹部を含むチームによって2021年に設立され、企業が社内業務やサプライチェーンからの二酸化炭素排出量や環境への影響を測定・管理し、進捗状況を顧客、投資家、従業員に報告するための支援を中心に展開している。また、進化する報告フレームワークへのコンプライアンスを確保するための企業向けツールも提供している。
Sustain.Lifeによると、世界の大企業よりも大きな割合を占める中小企業は、サステナビリティ・プログラムを実施するためのリソースが不足していることが多い。同社はこの市場ニーズに対応し、企業が炭素会計や気候変動対策プログラムを立ち上げ、ネット・ゼロを達成し、持続可能性がもたらすビジネス上の利益実現をより身近なものにしている。
本投資ラウンドは、ベンチャーキャピタルファンドのTapestry VCとSustain.Lifeの共同創業者であるMike Hanrahanが共同でリードした。Hanrahanは以前Jet.comを共同設立し、当時史上最大のEコマース買収案件であったWalmartによる同サイトの買収を主導した人物である。
【参照ページ】
(原文)Press release: Sustain.Life raises $16M to empower climate action
(日本語訳)Sustain.Life、中小企業向け排出量データ・報告プラットフォームの構築に向け、1,600万ドルを調達