Evok、脱炭素技術に特化した2号ファンドを立ち上げ。約370億円を調達

Evok、脱炭素技術に特化した2号ファンドを立ち上げ。約370億円を調達

3月29日、Evok Innovationsは、2番目の脱炭素化技術ファンドとして3億米ドル(約367億円)の調達を発表した。本ファンドには、Export Development Canada・Royal Bank of Canada・The Toronto-Dominion Bank がリミテッド・パートナー(LP)として参加したほか、Suncor と Cenovus がLPとして復帰するなど、複数の新しい投資家が参加している。

2016年に設立されたEvokは、クリーンエネルギー技術の開発・展開に注力している。Fund 1は、クリーン水素やカーボン・トゥ・バリューから長期エネルギー貯蔵に至るまで、重要な脱炭素技術に16件の投資を実施した。新ファンドは、carbon capture use and storage(CCUS)・低炭素燃料・クリーンエネルギーとグリッドイノベーション・モビリティ・先進材料と循環性など、主要な産業脱炭素化の垂直分野で北米全域の初期段階の投資を対象としている。

【参照ページ】
(原文)Evok Innovations Announces First Close of $300 Million USD Cleantech Fund to Accelerate Industrial Decarbonization in North America
(日本語訳)Evok、脱炭素技術に特化した2号ファンドを立ち上げ。約370億円を調達

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