SDGインパクトジャパン、AgFunder SIJ インパクトファンド設立。アグリ・フードテックに投資
3月18日、株式会社SDGインパクトジャパン(SIJ) と、シンガポールのベンチャーキャピタルAgFunder Asia Pte Ltd.は共同にてアグリテック及びフードテックに投資するインパクトファンド「AgFunder SIJ Impact Fund」のファーストクローズを発表した。ファイナルクローズは2022年12月の予定で、最終的なファンド規模は30~50億円を見込んでいる。
今回のファーストクローズでは、明治ホールディングス株式会社とアサヒグループホールディングス株式会社より総額10億円の出資を受け入れることを明らかにした。
本ファンドではAgFunderニュースや年次統計、報告書の発行を通じてアグリフード業界においてグローバルのリーダー的地位にあるAgFunderがSIJの協力を受けて、特に日本との関連性が高く、成長性も高い技術を持つスタートアップに優先的に投資する。また、SIJの参画により、日本の農業食品分野のスタートアップ企業と海外の投資家とのマッチアップ、海外スタートアップ企業の日本における事業展開等の支援も行っていく。
本ファンドは、CO2排出やフードロスの削減、土壌や作物のモニタリングの改善、バイオ、デジタルを通じた効率化など、持続可能な食糧システムを実現する可能性を持つ優れたスタートアップに投資する。