Google、グローバルのサプライヤー支援を目的とした約3,000億円の拠出を発表

 

3月10日、Googleは、サプライヤー支援の新たな取り組みとして、ダイバーシティに富んだオーナーシップを持つサプライヤーからの調達額を大幅に増やし、プログラムを世界中に拡大する目標を発表した。

Googleは2020年に最初のサプライヤー支援を開始し、2021年から毎年、米国内の多様なオーナーを持つサプライヤーに10億ドル(約1,162億円)の拠出を約束した。

2022年の新たな目標として、Googleは25億ドル(約2,906億円)を目標に掲げ、プログラムを米国内だけでなく、歴史的に存在感の低かった世界中のグループのサプライヤーにも拡大する。

Googleの最高調達責任者であるモセリは、同社が推進するその他のサプライヤーダイバーシティ・イニシアティブを紹介し、中小企業の多様なリーダーの事業成長を支援する指導・訓練プログラムへの投資、サプライヤーが現金や資本を利用できるようにするアクセラレーションプログラムの提供、既存のサプライヤーが多様なオーナー企業との提携を奨励することなどを説明した。

【参照ページ】
(原文)Expanding our commitments to supplier diversity
(日本語訳)Google、2022年に多様なサプライヤーに25億ドルを支出する目標を発表

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る