3月9日、小売大手のTargetは詰め替え可能・再利用可能・堆肥化可能・リサイクル素材・プラスチック使用量削減素材など、廃棄物削減に配慮した製品や包装を顧客が識別できるようにするための新しいイニシアティブ「ターゲットゼロ」の開始を発表した。
Targetによると、この新しいプログラムは、廃棄物を削減する製品への顧客の関心の高まりに応えるために開始され、同社が販売する製品だけでなく、サプライチェーンや業務においても循環型デザインを取り入れるサステナビリティ戦略「ターゲットフォワード」の推進を支援するものだとしている。
この新しい取り組みは、Targetのビューティー・パーソナルケア・家庭用品のカテゴリーにおける数百の製品で展開され、将来的には品揃えを拡大する予定だ。特定の製品にはTarget Zeroのアイコンを表示し、店頭やオンラインで確認が可能となる。Targetは、このプログラムについてブランドパートナーと協力し、プログラムの第一陣となる特定の要件を満たす製品を特定したと述べている。最初にこの取り組みで製品が特定されたブランドには、Burt’s Bees・PLUS・Pacifica・Grove Co、そしてTargetの自社ブランドであるEverspringなどが含まれる。
【参照ページ】
(原文)Target Announces Target Zero: A New, Curated Collection of Products Aiming to Replace Single-Use Packaging
(日本語訳)米大手小売Target、サステナブルパッケージ促進イニシアティブを開始