マッコーリー率いるコンソーシアム、レデン・ソーラーを約3,200億円で買収

マッコーリー、BCI、MEAGがレデン・ソーラーを25億ユーロで買収

マッコーリー・アセット・マネジメント(以下、MAM)、ブリティッシュコロンビア投資顧問(BCI)、MEAGなどの投資家コンソーシアムは、太陽光発電の再生可能エネルギー事業者レデン・ソーラーを企業価値25億ユーロ(約3,200億円)でPEファンドのインフラヴィア・キャピタル・パートナーズらから買収したと発表した。

2008年に設立されたレデン・ソーラーは、ヨーロッパとラテンアメリカで太陽光発電所の建設と運営を行っている。同社は8カ国で活動しており、762MWの運用ポートフォリオと15GWの開発パイプラインを有している。フランスとスペインが同社の中核市場であり、最近ではイタリアなどにも進出している。

MAMが保有するレデン・ソーラーの株式は、マッコーリー・グローバル・インフラストラクチャー・ファンドおよびマッコーリー・グリーン・インベストメント・グループ・リニューアブル・エナジー・ファンド2(MGREF2)を通じて取得する。本日の発表は、2021年11月にフランスの太陽光発電プラットフォームApex Energies Groupの株式90%を取得したことに続く、MGREF2にとって4件目の投資となる。

【参照ページ】
(原文)Macquarie Asset Management consortium agrees to acquire Reden Solar
(日本語訳)マッコーリー、BCI、MEAGがレデン・ソーラーを25億ユーロで買収

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    2024-4-25

    アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    4月17日、アップルは、バリューチェーンの脱炭素化という目標に向けて大きく前進していることを発表し…
  2. 2024-4-24

    ダウとP&G、プラスチック・リサイクル技術の共同開発契約を締結

    3月25日、 米国の化学世界大手であるダウと消費財業界大手のP&Gは、プラスチック・リサ…
  3. 2024-4-24

    住商グループとパートナー企業、太陽光発電パネルの再利用・リサイクル実証実験に着手

    3月28日、住友商事、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLみらいパートナーズ…

ページ上部へ戻る