DBS銀行、シンガポールの銀行初の取締役サステナビリティ委員会を発足

 

3月7日、シンガポールのDBS銀行は、さらなるガバナンスの提供とサステナビリティ課題の監督を目的とし、取締役会サステナビリティ委員会(BSC)の発足を発表した。DBSによると、この種のBSCはシンガポールの銀行としては初めての試みである。

新委員会の委員長はDBSのCEOであるピユシュ・グプタで、委員には現DBS取締役のチョンカイフォン、ジュディ・リー、タム・サイ・チョイらが含まれる。

DBSは、BSCが監督する重要なESG事項として、DBSのサステナビリティの柱である責任ある銀行業務・責任あるビジネス慣行・銀行業務を超えた影響の創出に関する戦略や目標・サステナブルな開発目標・気候関連事項・サステナビリティ情報開示・サステナビリティに関するステークホルダーの関与やガバナンスなどを概説している。

【参照ページ】
(原文)DBS establishes Board Sustainability Committee
(日本語訳)DBS、サステナビリティの課題を監督する取締役会委員会を発足

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る