ソフトウェア開発企業Globant、新たなグローバルESG戦略を発表

 

2月17日、グローバルなソフトウェア開発企業であるGlobantは、一連の新たなグローバルESG戦略を発表した。 本目標は、”デジタル節制 “によって顧客が数百万トンの排出を回避可能にする取り組みなどを含む。

2020年に開始したGlobantのグローバルESG戦略「Be Kind」は、主要ステークホルダーに対するプログラムを統合し、多様性・公平性と包括性・気候変動・AIにおける倫理などの問題に取り組むためのイニシアティブを提供する。本イニシアティブの4つの主要な柱は、”Be Kind to Yourself” “Be Kind to your Peers” “Be Kind to the Planet” “Be Kind to Humanity “である。

Be Kindイニシアティブの主な目標は、2025年までに女性とノンバイナリー*の管理職を50%にすることやSBTiに沿ったカーボンニュートラルの実現、職場における健康増進などを含む。

本発表では、2025年までの15,000人へのコーディング奨学金提供や、2030年までの1,000万トンのCO2削減などを新たな目標に掲げている。

*自分の性認識が男女という性別のどちらにもはっきりと当てはまらないという考えを持つ人

【参照ページ】
(原文)Globant Expands Its ESG Commitments With New Goals for its Be Kind Program
(日本語訳)Globant、グローバルESG戦略の新目標を発表

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-23

    インド財務省、気候ファイナンス・タクソノミーの素案を公表 専門家・市民から意見募集へ

    インド財務省経済局は、持続可能な社会と「2070年カーボンニュートラル」達成に向けた資金の流れを強…
  2. 2025-5-22

    経産省、「稼ぐ力」強化に向けた取締役会5原則とCGガイダンスを公表──形式から実効へ改革促す

    4月30日、経済産業省は、日本企業の競争力向上を目的とした「稼ぐ力」を強化する取締役会5原則と「コ…
  3. 2025-5-22

    民主党主導の州、トランプの風力発電プロジェクト停止に対抗し提訴

    5月5日、民主党主導の州の司法長官連合が、ドナルド・トランプ大統領による新規風力発電プロジェクトの…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る