1月17日、J.P. Morgan Asset Managementは、サステナビリティを重視した成長型プライベート・エクイティ投資チームを新設することを発表した。また、このチームの最初のプライベート・エクイティ戦略として、最大1億5,000万ドル(約170億円:オルタナティブ投資としては過去最大規模)を資源効率化や気候変動への適応を推進する成長段階の民間企業に投資する。
今回新設されたチームは、直近設立された成長株・プライベートクレジット投資プラットフォームであるJ.P. Morgan Private Capitalの一部を構成し、共同経営パートナーのTanya BarnesとOsei Van Horneが率いる。BarnesはBlackstoneグループから当社に参加し、Blackstone Impactプラットフォームの責任者を務めた。
Osei Van Horne は、6月に Managing Partner 兼 Sustainable Growth Equity Investing の Global Head としてJPMAMに入社した。以前は、Wells Fargo で同社の Strategic Capital Technology Division を共同設立し、高成長テクノロジー企業投資活動などを中心に活動していた。このチームの投資委員会には、JPモルガンのシニア気候科学者兼サステナビリティ戦略家であるSarah Kapnick博士も参加する予定だ。
【参照ページ】
(原文)JPMorgan Chase Commits $150 million to Chicago’s South and West Sides to Advance Racial Equity
(日本語訳)J.P. Morgan、サステナビリティに特化したプライベート・エクイティ・チームを立ち上げ、1億5千万ドルの出資を決定