ドイツ政府、温室効果ガス排出を実質ゼロとする気候中立達成目標を5年間前倒す方針を発表
ドイツ政府は、5月5日温室効果ガス排出を実質ゼロとする気候中立達成目標を2050年から45年へ5年間前倒す方針を発表した。2030年までの排出量削減目標は、1990年比65%削減で、現行の連邦気候保護法による目標値から10%引き上げる。加えて、2040年までに88%減の排出削減目標を新設する予定だ。
この変更のきっかけは、ドイツの若者らによる連邦憲法裁判所での訴えであり、それがドイツ政府の温室効果ガス排出削減目標の早急な見直しに至った。