12月9日、米国農務省(USDA)のTom Vilsack長官は、USDAが食肉業者に対し、新しい食品サプライチェーン保証融資プログラムの下で1億ドル(約113億円)を投入し、約10億ドル(約1,137億円)の融資保証を利用可能にすることを発表した。これらの融資保証は、米国人のための食品サプライチェーンを強化する加工および食品供給インフラへの民間投資を支援するものである。
米国農務省は、American Rescue Plan Act を通じて資金を提供する。このプログラムは、COVID-19 の大流行によってさらに悪化した食糧システムの課題に対処するためのバイデン政権の取り組みの一環として実施されるものである。これらの投資は、最終的に農家により多くの機会と公正な価格をもたらし、人々に健康的な食品へのアクセスを提供し、食品サプライチェーンにおけるボトルネックの解消につながる、不可欠な加工およびサプライチェーンのインフラを支援するものである。
今回の食品サプライチェーン保証融資プログラムを通じて、米国農務省は金融機関と提携し、事業者が食肉・鶏肉の加工能力を拡大し、その他の食品サプライチェーンのインフラに融資できるよう、最大4,000万ドル(約45億円)の融資を保証する。対象う事業者は、協同組合、企業、営利団体、非営利団体、部族コミュニティ、公共団体、農村部および都市部の人々などである。
【参照ページ】
(原文)USDA Launches Loan Guarantee Program to Create More Market Opportunities, Promote Competition and Strengthen America’s Food Supply Chain
(日本語訳)米国農務省、市場機会の拡大、競争促進、アメリカのフードサプライチェーン強化のための融資保証プログラムを開始