HVAC/クライメートコントロールソリューション企業であるトランテクノロジーズの輸送・冷蔵部門であるサーモキングは、食品や医薬品の持続可能な輸送のために、直接の二酸化炭素排出量がゼロの新しいトレーラー用冷蔵システムを発表した。
この輸送システムは、完全電気式の冷蔵ユニット、バッテリーストレージ、および低排出またはゼロエミッションの電源で動作する能力を兼ね備えている。持続可能なバッテリーにより、車両が走行していない時でもユニットが自律的に動作し、貨物を最適な温度に保つことができる。またゼロエミッションと静音性により、ULEZ(Ultra-low Emission Zone)を含む都市部での配送を可能にしている。
トランは、2030年までに顧客の温室効果ガス排出量を10億トン削減することを約束しており、今年3月には、Science Based Targets initiative(SBTi)目標に沿って2030年までの製品の炭素排出量の半減を発表している。
【参照ページ】
(原文)Trane Technologies’ Thermo King® Announces Refrigerated Trailer System with Zero Direct Carbon Emissions
(日本語訳)トランテクノロジーズ社、ゼロエミッション冷蔵トレーラーシステムを発表