トランテクノロジーズ、ゼロエミッション冷蔵トレーラーシステムを発表

トランテクノロジーズ、ゼロエミッション冷蔵トレーラーシステムを発表

HVAC/クライメートコントロールソリューション企業であるトランテクノロジーズの輸送・冷蔵部門であるサーモキングは、食品や医薬品の持続可能な輸送のために、直接の二酸化炭素排出量がゼロの新しいトレーラー用冷蔵システムを発表した。

この輸送システムは、完全電気式の冷蔵ユニット、バッテリーストレージ、および低排出またはゼロエミッションの電源で動作する能力を兼ね備えている。持続可能なバッテリーにより、車両が走行していない時でもユニットが自律的に動作し、貨物を最適な温度に保つことができる。またゼロエミッションと静音性により、ULEZ(Ultra-low Emission Zone)を含む都市部での配送を可能にしている。

トランは、2030年までに顧客の温室効果ガス排出量を10億トン削減することを約束しており、今年3月には、Science Based Targets initiative(SBTi)目標に沿って2030年までの製品の炭素排出量の半減を発表している。

【参照ページ】
(原文)Trane Technologies’ Thermo King® Announces Refrigerated Trailer System with Zero Direct Carbon Emissions
(日本語訳)トランテクノロジーズ社、ゼロエミッション冷蔵トレーラーシステムを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…
  3. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…

ピックアップ記事

  1. サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025-8-22

    サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025年8月8日、金融庁は、「2027年版EDINETタクソノミの開発案」を公表した。これは、I…
  2. 2025-8-19

    PR【対談&ワークショップ】第一生命が語る「ESG開示」と「企業価値向上」

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …
  3. 2025-8-18

    金融庁、EDINET新タクソノミ案公表 27年版ではサステナ情報開示も検討

    8月8日、金融庁は企業の有価証券報告書などで利用される電子開示システム「EDINET」の基盤となる…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る