SBTi、企業の気候行動が新段階へ 、科学的目標の認定企業が1万社に到達

1月22日、Science Based Targets initiative(SBTi)は、科学的根拠に基づく温室効果ガス削減目標の認定企業数が世界で1万社に達したと発表した。認定企業は世界の時価総額の4割超を占め、90か国以上、ほぼ全主要産業に広がっている。アーセナルFC、ダノン、ING、レノボ、マクラーレン・レーシング、Ørstedなどが含まれる。

欧州企業が依然として大きな割合を占める一方、近年はアジアでの増加が顕著だ。日本は認定企業数が2,000社を超え、世界最多となり、英国、米国、中国が続く。SBTiは2015年に初の認定を行い、2021年に1,000社、2025年には新たに2,800社以上を認定し、2026年初頭に1万社へ到達した。

SBTiの基準に基づく認定は、2050年ネットゼロに整合した野心的かつ説明責任のある目標設定を確認するものだ。企業活動やサプライチェーンへの気候変動リスクが高まる中、気候対応は事業の強靭性や競争力向上にも結び付いている。SBTiは、信頼性ある企業の気候行動を大規模に支える役割を改めて示した。

(原文)Corporate climate action momentum builds as SBTi reaches 10,000 companies with validated targets
(日本語参考訳)SBTiが検証済みの目標を持つ企業1万社に到達し、企業の気候変動対策の勢いが高まっている

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