ネット・ゼロ・アセット・マネージャー・イニシアティブ(NZAM)、活動を一時停止

1月13日、ネット・ゼロ・アセット・マネージャー・イニシアティブ(NZAM)は、米国における最近の動向や、投資家それぞれの法域における規制や顧客の期待の違いから活動を見直し、結果が出るまで主な活動を一時停止することを発表した。

NZAMは、投資家が気候変動による重大な財務リスクを軽減し、ネット・ゼロへの経済的移行がもたらす莫大な利益を実現することを支援する。

同団体は、活動の見直しに着手し、見直し中は加盟国の活動と報告を追跡する活動を一時停止する。NZAMはまた、見直しの結果が出るまで、NZAMのウェブサイトから声明文とNZAM署名者のリストを削除し、目標や関連するケーススタディも削除する。

NZAMは、今後も投資家が受託者としての義務と顧客の長期的な財務目標に沿って、エネルギー転換におけるそれぞれの道を歩もうとすることを世界的に支援していくとの考えを示した。

【参照ページ】
(原文)Update from the Net Zero Asset Managers initiative
(日本語参考訳)ネットゼロ資産管理イニシアチブからの最新情報

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-2-7

    EUタクソノミーの簡素化を提言――企業の報告負担削減へ

    2月5日、EUのサステナブルファイナンスに関するプラットフォーム(Platform on Sust…
  2. 2025-2-6

    Schroders、FCAの持続可能性開示要件(SDR)全4種のラベルを採用へ

    1月27日、Schrodersは、英国金融行動監視機構(FCA)のサステナビリティ情報開示要件(S…
  3. 2025-2-5

    テキサス州検事総長ら、米国主要金融機関に対しESGの取り組みについて警告を発表

    1月23日、テキサス州の検事総長であるKen Paxton氏と10州の検事総長は、BlackRoc…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る