10月3日、3Mは、科学的根拠に基づく短期的な排出削減目標が、パリ協定の1.5°Cの目標に沿ったものであることが、SBTiによって認証されたと発表した。このマイルストーンは、同社の気候変動対策への継続的なコミットメント・事業と製品ポートフォリオの脱炭素化・世界中の顧客のための継続的なイノベーションを再確認するものであるとした。
3Mは、スコープ1とスコープ2の温室効果ガスの絶対排出量を、2019年を基準として2030年までに52.6%削減すること、また、スコープ3の絶対排出量を2021年を基準として2030年までに42%削減するとの目標を設定した。
同社は2002年からスコープ1と2のインベントリーを文書化し報告しており、2011年からはGHGプロトコル企業バリューチェーン(スコープ3)会計報告基準に沿ってスコープ3の排出量インベントリーを作成していた。
【参照ページ】
(原文)3M achieves Science Based Targets initiative validation, strengthening commitment to decarbonization and customer innovation
(日本語参考訳)3Mは科学的根拠に基づく目標イニシアチブの検証を達成し、脱炭素化と顧客イノベーションへの取り組みを強化