EHSソフトウェアプロバイダーCority、Reporting 21を買収 ESG能力と提供サービスを拡大

EHSソフトウェアプロバイダーCority、Reporting 21を買収。ESG能力と提供サービスを拡大

9月20日、環境・衛生・安全(EHS)ソフトウェアのプロバイダーであるCorityは、サステナビリティのSaaSソリューションとアドバイザリーサービスを提供するReporting 21の買収を発表した。

本買収は、 CorityのESG能力と提供サービスの拡大、グローバルな事業展開、新しい分野へのリーチの拡大を目的としている。

2014年に設立された、パリに拠点を置くReporting 21は、企業や金融機関に対してESGソリューションやコンサルティングサービスを提供している。同社は、企業が地域、事業部、事業所間でのデータ収集・分析・報告を効率化することや、民間市場の投資家がポートフォリオのESG特性を理解するための支援などを行っている。

ソフトウェアとテクノロジーに特化したプライベート・エクイティ投資会社であるThoma Bravoが株式の過半数を保有するCorityは、ESGを重点分野としている。同社は昨年、企業がサステナビリティの取り組みを管理・測定・報告するのに役立つサステナビリティ・クラウド・ソリューションを発表し、責任ある事業管理を行うソフトウェア会社WeSustainを買収した。

【関連記事】Cority、ESGパフォーマンスを追跡・管理するサステナビリティ・クラウド・ソリューションを発表

【参照ページ】
(原文)Cority Acquires ESG Performance Software Platform and Consultancy, Reporting 21
(日本語訳)Cority が ESG パフォーマンス ソフトウェア プラットフォームとコンサルティング、Reporting 21 を買収

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 【新着】SBTiのネットゼロ基準の改訂案とは ?~ カーボンクレジットの扱いに明確な方針

    2025-3-21

    【新着】SBTiのネットゼロ基準の改訂案とは ?~ カーボンクレジットの扱いに明確な方針

    2025年3月19日、Science Based Targets initiative(SBTi)…
  2. TNFD開示の準備は万全?2025年の開示ポイントと追加対応を徹底解説

    2025-3-19

    TNFD開示の準備は万全?2025年の開示ポイントと追加対応を徹底解説(再掲)

    ※本記事は、2025年2月に発行した記事に「自然移行計画」の概要を追記・編集し再掲したものです。 …
  3. GXの全貌と実務への影響~企業が今取り組むべき脱炭素戦略

    2025-3-18

    GXと実務への影響~企業が今取り組むべき脱炭素戦略

    GX(グリーントランスフォーメーション)は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた日本政府の…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る