資産運用会社SLC Management、2050年までにネット・ゼロを約束
6月30日、Sun Life Financialの機関投資家向け資産運用ビジネスであるSLC Managementは、資産1390億ドル(約19兆円)を管理する投資適格債券ビジネスで2050年までに温室効果ガスの排出をネット・ゼロにするという目標を立て、Net Zero Asset Managers (NZAM)イニシアティブへの参加を発表した。
SLCフィクスト・インカムは、Sun Life Financialの他の資産運用会社であるMFSインベストメント・マネジメント、BentallGreenOak、InfraRed Capital Partners、SLGI Asset Management、およびSun Lifeの一般勘定(昨年NZAMに加入)とともにイニシアティブに参加する。
NZAMイニシアティブは、2020年12月に発足し、温暖化を1.5℃に抑えるという世界の取り組みに合わせて、2050年またはそれ以前に温室効果ガスの排出をネット・ゼロにする目標を支持する資産運用会社のグループとなった。
SLCフィクスト・インカムは、NZAMイニシアティブに参加し、2050年までにネット・ゼロ・エミッションを達成するという目標に沿って、顧客の脱炭素化目標に協力する。さらに、コミットメントから12ヶ月以内に、2050年までにネット・ゼロ・エミッションを達成するという目標に沿った資産運用の割合の中間目標を設定する予定だ。
【参照ページ】
(原文)SLC Management expands commitment to achieve net zero by 2050
(日本語訳)SLCマネジメント、2050年までに1390億ドルのポートフォリオをネットゼロにすることを約束