投資顧問会社Nuveen、ネット・ゼロ移行ファンドで主要排出国をターゲットに設定

投資顧問会社Nuveen、ネット・ゼロ移行ファンドで主要排出国をターゲットに設定

6月24日、投資顧問会社Nuveenは、気候変動に特化した新しいファンドを立ち上げ、気候変動のリーダーや破壊的な技術ソリューション、および実際の排出量削減の機会を提供する高炭素排出企業への投資を発表した。

Nuveen Global Net Zero Transition ETF (NTZG)は、スチュワードシップとエンゲージメントを通じてポートフォリオの炭素排出量を削減しながら、長期的に良好なパフォーマンスの提供を目指す戦略を採用している。

Nuveenは、ネット・ゼロ・スチュワードシップ・アプローチは、ポートフォリオの中で最も炭素排出量の多い企業に焦点を当て、企業の排出量削減達成をより近づけるものであると述べている。本アプローチの主な要素には、気候戦略への期待を確立するための企業とのコミュニケーション、戦略の強化の推奨、目標に対する進捗のモニタリングなどが挙げられる。

新しいETFは、二酸化炭素排出量の削減に焦点を当てながら、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(ACWI)をアウトパフォームすることを目指す。

【参照ページ】
(原文)Nuveen launches carbon-transition ETF
(日本語訳)投資顧問会社Nuveen、ネット・ゼロ移行ファンドで主要排出国をターゲットに設定

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-9-5

    パナソニック、EV普及時代に向けたエネルギーマネジメント実証実験を開始

    8月22日、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社(以下「パナソニック」)は、大阪ガスマーケ…
  2. 2024-9-5

    SBTi、建築セクター向けに1.5℃シナリオに整合する脱炭素化フレームワークを発表

    8月28日、SBTi(Science Based Targets initiative)は、建築セ…
  3. 2024-9-2

    企業が持続可能性を推進するためのデータとAIの役割が浮き彫りに

    8月28日、キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートが発表した最新レポート「Data-Pow…
ページ上部へ戻る