Teck、2030年までの “Nature Positive “を約束

Teck、2030年までに

6月5日、鉱業会社Teck Resourcesは、2030年までに自然共生企業になるという新たなコミットメントの一環として、鉱業活動によって影響を受けた1ヘクタールごとに、少なくとも3ヘクタールの土地を保護または修復する計画を発表した。

同社は新たなコミットメントとして、自然を尊重した意思決定・生物多様性への影響評価・計画による影響の最小化の3つの重点分野で直ちに行動を起こすと表明している。発表した新プロジェクトには、同社の鉱山跡地の40%以上に相当する14000ヘクタールに及ぶものが含まれている。

新たな取り組みには、ユニークで価値の高いチリの湿地生態系5,800ヘクタールの保護や、カナダ自然保護協会(NCC)へ1,200万ドルの資金提供を含む。また、BC州流域の購入と管理のためにNCCへ200万ドルの寄付を行う。さらに、「先住民スチュワードシップ基金」の創設に1千万ドル(約13億円)を拠出し、先住民コミュニティとスチュワードシップ・イニシアティブ開発のパートナーを支援する。

【参照ページ】
(原文)Target of conserving or rehabilitating at least three hectares for every hectare disturbed
(日本語訳)Teck、2030年までに “Nature Positive “に

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る