4月27日、投資サービスプロバイダーのチャールズ・シュワブは、顧客向けに第三者によるESG評価を導入し、Schwab.comのウェブサイトや株式のSchwab Equity Ratings Reportから個別銘柄に関するMSCIのESG評価にアクセスできるようにすると発表した。
MSCI ESGレーティングは、長期的な業界の重要なESGリスクに対する企業の耐性を測定するために設計された。格付けモデルは、財務的に関連するESGリスクへのエクスポージャーと、同業他社との比較におけるその管理状況に応じて、業界のリーダーや遅れを特定する。企業は、同業他社のパフォーマンスと比較して、AAAからCCCの尺度で評価される。
シュワブは、今回の新機能は、顧客の投資ポートフォリオのパーソナライズを支援する同社のコミットメントの最新の例としている。昨年11月、同社の資産運用部門であるシュワブ・アセット・マネジメントは、中小型株のESGスクリーニングされたアクティブ運用ポートフォリオへのエクスポージャーを投資家に提供することを目指し、「シュワブ アリエル ESG ETF(SAEF)」の発売を発表した。また、シュワブはESG戦略、オプション、洞察に関する情報を一元化する「ESG Investing Hub」を開設している。
【参照ページ】
(原文)Schwab Introduces Third-Party ESG Ratings for Individual Stocks
(日本語訳)シュワブ、個別銘柄の第三者によるESGレーティングを導入